20代フランス人経営者と39シンママがスピード婚に至った経緯⑤~複数デーティング→フランスに偵察へ

私の婚活体験記

これまでのあらすじ

「海外移住したくないから現実味はないけど、良い人で責任感強いからまあとりあえず繋いでおくか」くらいのフワッとした感じで候補の1人としてフランス人青年実業家と国際遠距離デーティングする事になった中年バツイチ子持ち。

20代フランス人経営者と39シンママがスピード婚に至った経緯④~デーティング→遠距離へ 前回のお話し

※皆さんによく驚かれる事、「何で中年シンママが年下経営者と婚活2か月で婚約?!」への回答を実践的なアプリ婚活のコツと共に理論的に下記リンクにまとめました。ご自身の婚活での認識や戦略のご参考にしてください!

アラフォーシングルマザーが、婚活2か月で10歳下(29)のフランス人経営者と婚約した方法とアプリ婚活のコツ

アプリ婚活、彼氏は簡単に出来るのに結婚に至らない理由

仕事と子育てと複数のデーティング相手でキャパオーバーの中年シンママ

 フランス青年(29)が自国に帰った後もまだ婚活開始1ヶ月程度だったので、ドイツ人プログラマー(25)やフランス人博士課程研究苦学生(27)、アメリカ人プロジェクトマネージャー(29)とも引き続き会っていた。

美し過ぎてほぼマネキンのドイツ青年は、心身ともにズタボロの中年シンママの単なる目の保養/箸休め要員であった。金髪碧眼のわかりやすい美青年で、アプリのイイネもチラリと見せて貰ったら5,000台で広く一般的に人気があるようで全く期待をしていなかった。

”ママ活で会ってやったんだから今までの時間分、時給換算で20万よこせ”

ともし最後言われたら、

“いっけなーい私ったら中年子持ちなのに勘違いしかけちゃった☆彡こつーん☆〜(ゝ。∂)”

とペイパル払いは受け付けてくれるか冷静に確認しようと思っていたくらい、本当に全く期待していなかった。

しかし2回日本で会い、彼がドイツに帰国して数日後、

”リモートワークに切り替える為に、会社のチームと業務を調整しているんだ。ビザなしで滞在出来る3ヶ月間日本に戻って君と住んで、上手くいってお互い同じ気持ちなら結婚したい“

と連絡が。ポーカーフェイスで落ち着いた感じの人だったので、

え⁉︎そこまでだったの⁈え?ちょっ⁈ 

絶対可能性がないと思っていたので、彼に2回目に誘われた時に親に息子を預けるのも面倒で、美しいマネキンに図々しく1歳の赤ん坊を抱かせたりベビーカーを引かせていたのであった。青年は物静かで優しく、息子をとても可愛がってくれていい子だな。と微笑ましく眺めていたのが最後の記憶である。

ドイツ青年のまさかの真剣さに狼狽しながら、フランス青年の3時間おきの長文俺通信&ポエムに必死に返信するカオスな3週間を過ごす中年シンママであった。

 一方、フランス青年はデーティングを一応理解しているので、

”if things go well,“ (もし僕らが上手く行ったら)

と気を使った枕詞を置きながら、グイグイ具体的な今後の流れや生活スタイルの話をしてきていた。そして

“普通に恋愛してきたつもりだけど、一目ぼれして衝撃を受けて食欲が無くなる事は14歳の時にキャンプで出会った女の子以来だ。今日はこれとこれとこれしか食べれなかった”

と、“まあ少ないけど割と食べてね?”という本日食べたメニューの羅列まで続き、極東のシンママに全てを持って行かれている様子だった。

 結婚相談所的に言えば、アプリダウンロードから3週間で、ある程度デーティング相手(仮交際)が集まったのでアプリ使用を一旦やめて、5週間の仮交際フェーズで3-4人との相性を見て真剣交際の相手を決めようとしている状態だった。

なんか急に面倒になり、さっさとフランスに偵察に行く事に

 そこで“やっぱかなり変わってるが、フランス青年は愛情深さ、人間性、息子の父親になろうとする責任感が桁違いだ。ただし海外移住は抵抗があるから、住む事になる環境の偵察に行ってみよう。最悪ダメになっても、優しく誠実で息子を可愛がってくれて日本にも住んでくれて、私には勿体ないドイツの彼もいるし、なんやかんや他にも候補はいるしなんとかなるやろ”

丁度来週7日程休めそうだったので、カジュアルにフランス青年に

「来週フランス行って良い?」

と突然電話したら丁度共同経営者と居たようで、慌ててフランス語で協議する声が続き5分。

青年が戻ってきて、

「今co‐founderのアランと来週の会議や出張の調整をして、彼が協力的で色々代理を申し出てくれたから大丈夫そう。なるべく君といるけど、最低限の仕事は休めないから出張に付いて色んな所に来て貰うけど大丈夫?」

と言葉は冷静だけど、めちゃくちゃ嬉しそうに答えてくれた。

 ていうか女子高生みたいに年がら年中LINEしてきたからすっかり忘れていたけど、彼は私のような一介の平社員でなく、先週パリで”エリゼ宮殿でマクロンを囲む夕べ“みたいのに招待されてたくらいのちゃんとした仕事をしている人なのだ。

「自分は海外とかもフットワーク軽くノリでいっちゃって他の奴らとは違う」と思い込んでいる意識高い大学生ノリで押しかけようとして(私自身の黒歴史😉😘)、無理矢理調整させてアランにも迷惑かけてごめんね😢と39にもなって己の思考の浅さに呆れるのであった。

 とりあえず人生で行ったことも、知り合いすらいなかった無縁の国おフランスに軽率に偵察しに行く事になった中年シンママ。どうなる⁈

20代フランス人経営者と39シンママがスピード婚に至った経緯⑥東京の初アポから一か月後にフランスに行ってみた に続く

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