20代フランス人経営者と39シンママがスピード婚に至った経緯⑥東京の初アポから一か月後にフランスに行ってみた

私の婚活体験記

これまでのあらすじ

 アプリでフランス人青年実業家とマッチして東京で数回会って青年の帰国後、約1ヶ月間のやり取りで本気度、責任感、いい奴度が他候補の中でずば抜けていた為に急遽フランスに偵察に行く事にした中年シンママ。

 20代フランス人経営者と39シンママがスピード婚に至った経緯⑤~複数デーティング→フランスに偵察へ 前回のお話し

※皆さんによく驚かれる事、「何で中年シンママが年下経営者と婚活2か月で婚約?!」への回答を実践的なアプリ婚活のコツと共に理論的に下記リンクにまとめました。ご自身の婚活での認識や戦略のご参考にしてください!

アラフォーシングルマザーが、婚活2か月で10歳下(29)のフランス人経営者と婚約した方法とアプリ婚活のコツ

アプリ婚活、彼氏は簡単に出来るのに結婚に至らない理由

‐極東のシンママ、パリで夢のようなデートの翌朝に昭和ヤンキーのパシリになる

 当時実家に住んでいたので、再婚活に全力応援してくれている両親に1歳の息子を託し単身フランスへ。シャルルドゴール空港に青年が迎えに来てくれ、タクシーに乗ってパリ市内へ。オペラ・ガルニエ近くの「ホテル・バンク」という今は休業している、銀行の建物を改築した素敵なホテルを青年が予約していたのでチェックインした後夕食を取り、青年が事前に手配していた幻想的なキャバレー、ムーランルージュを観に行って初日が終わった。初めてのパリで素晴らしいデートコースとホテルまで用意して貰い、ホームのパリで会う青年は、新宿でウロウロしていた大学生の様な印象と打って変わってとても頼もしく数倍素敵に感じた。

※古い銀行の個人の貸金庫を見せてくれたり、歴史を感じるユニークなホテル。キャバレー、ムーランルージュは映画に出てくる大人の社交場の様でとても幻想的な空間だった。勿論開演まで同じテーブルのマダムとムッシューと喋り捲る中年であった。

 翌朝から青年がパリ支社に出勤なので、付いて行って社員達に紹介された。その後青年に現金を渡され、近くのパン屋でパンを30個ほど買ってくるようにという指示をこそっと受けた。

(´-`).。oO(ヤンキーのパシリが焼きそばパンを大量に買いに行かされるみたいだなあ)

とぼんやり昭和に思いを馳せながら、見知らぬ天下のオシャレタウン・パリできょろきょろお使いに行く素直な中年。

大量のパンを抱えて会社に戻ると、青年が「まゆこが差し入れをくれたよ!」と社員達に呼び掛け、皆お礼を代わる代わる私に言って色々話しかけてくれて、その後も自然と皆と打ち解けたのであった。青年、気が利き過ぎて末恐ろしい20代である。

 パリ支社で青年が仕事をするので、2日間ほど夕方まで一人でパリの街を散策したり、ヴェルサイユ宮殿に足を延ばしたり婚活を忘れて大満喫して羽を伸ばす極東のシングルマザー。青年は私が一人行動する為に自分のクレジットカードを渡してくれた(勿論若者のカードなど悪くて使えないので、緊急用に預かったけど使わなかった)。

「こいつは本当に20代なのか。中の人は政治家秘書50代のおじさんなのでは?

と気が利き過ぎる事に震え上がる私。私一人の時もこんな調子なので、もちろん一緒に行動する時は「い・い・の!もーホントいいから今回私に払わせてよ!こないだもあんな良い桃頂いたのにもうやだー」とレジ前でよく見る初老女性グループの押し問答をしても、結局フランス滞在中の全てを青年が負担してくれた。おフランスの豪傑と心の中で呼び始めたのはこの頃からである。

※婚活を忘れたシンママが、糸の切れた凧のようにパリで一人で楽しみまくって撮りまくった写真達。

ヴェルサイユ宮殿、シャンゼリゼ通りにあるラデュレ本店、オペラガルニエ

いかんいかん。私は真剣に再婚活をしに来たのであって、観光しに来たのではない!

‐青年の自宅と本社がある街へ。秒で打ち解ける極東のお調子者。

 4日目は会社の本社と青年の自宅のある街に。パリからTGVに乗ってついた頃にはすっかり暗くなっていた。ライトアップされた大聖堂の前のレストランで美しい景色を見ながら食事する頃には、癖は強いが気が利いて頼れて思いやりがある青年に益々好意を持つように。一緒にいればいるほど人として尊敬できる素敵な人だ。という確信に変わっていった。

 フランス青年は当時、同じ年の社員かつ親友と同居していた。青年の自宅で彼の親友とあっという間に打ち解けて、滞在中は3人で料理したり、親友と私が爆笑しながら話し込みすぎて青年が寂しそうにする場面さえあるくらいだった。半端ないお調子者だからわりぃわりぃ。

翌日本社でも紹介されて、この女性が噂の!という雰囲気で親切な社員達に迎えられてとても楽しい時間を過ごせた。また同じビルにスタートアップの会社が複数入っていて、噂を聞いていた青年の経営仲間達ともそこら中で立ち話をして、ビル内をウロウロ巡回する世紀のお調子者。

 青年が働いている間、一人で街を散策してみた。街は美しく、人は親切だった。縁もゆかりもない国にノリで適当に来てみたけど、この数日だけで良い環境で申し訳ない位に皆に良くして貰って、何より青年の気遣いサポートが心強すぎて、なんかここに住むのも良いかもなあ。とぼんやり思い始めていた。

 押し掛けの旅も中盤に来て、いよいよ本丸である青年の実家に行く事に。そもそも私はバツイチ・中年・子持ちの三重苦の謎の極東人なので、将来あるうちの息子との結婚は許しません!と言われても、

ワタクシめも曲がりなりにも人の親、息子のいる身でございます。ご両親のお気持ちは痛い程理解いたします。失礼いたしました

と速やかに帰るしかないからいいや。と腹を括ってTGVでモリモリクロワッサンとコーヒーを摂取する中年であった。

20代フランス人経営者と39歳シンママが結婚した経緯⑦中年・バツイチ・子持ちの三重苦、青年の両親挨拶に挑む 続く

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